引越、転校、流される生活の中で、学力がつかない、友達が出来ない。

親が決めたから。でも自分でも割とすんなり受け入れてきた。

頑張ってもしょうがない。

親とは話が通じない。親は心を半分ブラジルに置いてきている。

大学に行けと親は言うけど、自分でも行ければいいとは思うけど、日本語は難しい。国語・社会は出来ない。

先生は怒る。

日本人は厳しい。なぜ怒っているのか分からない。

日本語もポルトガル語も読み書きが困難。

もうブラジルには戻れない。もどってもどうにもならない。

ブラジルはもどるところではなく、行くところ。

日本にいてもどんな進路があるのか分からない。

派遣会社は敵だ。

日本社会がどういう仕組みになっているのか分からない。ブラジルの仕組みはもっと分からない。

誰かに話しを聞いてほしいが、誰にも相談できない。

誰に聞いたら良いのか、何から聞いたら良いのか分からない。

自分の問題をどう説明すればよいのかも分からない。

ビザ・就職・税・保険・年金・給料・ボーナス・休暇・正社員・結婚・住宅ローン・出産・子育て・学校・勉強・介護・・・

周りの情報は皆いい加減で、嘘や噂話が多すぎる。

誰も先のことなど考えていない。目先の小さなことだけで人生を選択してしまう。

あなたも気づいているだろうか。この数年の間に、日本育ちの若い日系ブラジル人が、この地域の労働市場から締め出されようとしている。

派遣会社は、製造工場の責任者からこう言われている。

”若いブラジル人は連れて来てくれるな。文句ばかり言うし、すぐに喧嘩をして来なくなってしまう。フィリピン人か中高年のブラジル人を連れて来てくれ！”

☑ 入管法改正　　　　　在留カード開始

☑ 住基法改正　　　　　住民登録　マイナンバー開始

☑ 行政手続法改正　　　違法営業の摘発

☑ 派遣法改正　　　　　特定派遣の廃止

☑ 外国人技能実習機構　創設

☑ 自民党特命委員会　　外国人労働者受入れ検討開始

　　　　　　　等々・・・

外国人労働者をきちんと管理しながら受け入れる体制を、ちゃくちゃくと準備してきている。

そして、すでに整ってしまった。

ブラジル人は４世の時代を迎えて、日系人だから特別扱いであった時代は、過ぎ去ろうとしている？

２００８年リーマンショック前には、３１万人もいたブラジル人。

現在は１７万人余りに減少。

リーマンショック時には２００万人いた、在日外国人。

現在は２２０万人に増加。

少子化・高齢化が進む日本では、労働力不足がますます進行している。

そんな中、外国人材は少しずつ増えてきているにもかかわらず、ブラジル人は減少している。

増えているのはフィリピン人・ベトナム人。

両国とも経済が成長中であり、特にフィリピンのGDP成長率は、世界でもトップクラス。

一方のブラジルは、皆さんご存知の通りのありさま。

それなのにフィリピン人・ベトナム人は増えていて、ブラジル人は減っている。

※2017年からは新たに「介護」という在留資格が新設されます。アジアから来る留学生などを日本に引き留めるためという事です。様々なお題目で、実質の移民受入れが進んで行っています。

僕が日本に日系人のちゃんとしたコミュニティを作りたい理由

2度目の登場になります、武山康弘です。

「日本は負けたんじゃない。負けたことにして世界に平和をもたらすことを選んだんだ」

じいちゃんの体は小刻みに震え、その年老いた体からは熱気が伝わってくるようでした。妻にとっても、あんなに激したじいちゃんを見るのは初めてのことでした。いつもは温厚でやさしく、笑顔を絶やさない人です。

僕の妻は、サンパウロ州エンブ市の出身ですが、おじいさんはエンブ市のエメボーイ文化協会の名誉会長でした。

日系移民史を体現したような人生を送った人です。僕は新婚旅行の時に一度会ったきりなのですが、20年経った今でも忘れられず、ずっと尊敬し続けている人で、僕のメンターです。じいちゃんとの出会いがなければ、僕はブラジル弁当を始めていなかったし、移民史の勉強をしてもいなかったはずです。行政書士にもなっていません。

そのじいちゃんとの出会いが、僕にこの道を歩かせています。

在日コリアンたちは70年かかった

日本には、在日（ザイニチ）と呼ばれる（差別的に）、祖先が韓国・朝鮮からやってきた人たちが住んでいます。

戦前には、現在の韓国・朝鮮は日本の統治領でした。当時は皆日本人で、日本の戸籍もありました。

日本も含めたアジア全体が欧米列強の植民地化から逃れるべく、必死で戦っていました。映画「ラスト・エンペラー」で有名になった「溥儀」という朝鮮王朝最後の皇帝は、日本の皇室とも仲が良くて、日本の軍事力の傘の下で、欧米やソヴィエト・中国などの侵略から逃れる道を探っていたのです。そして日本を選んだ。

終戦によって、朝鮮の人たちは日本国籍から外れ、再度朝鮮国籍に戻りましたが、既に日本で暮らし始めていた人々は、国へ戻ることも出来ずに、日本で暮らすしかありませんでした。

来日の経緯こそ違いますが、日本で暮らすことの大変さは、むしろ日系人の皆さんよりもきついものだったのです。

ヤクザになり、焼肉屋になり、パチンコ屋になってなんとか生活をしていく間に、子供たちは勉強をして、医者になり、弁護士になり、帰化して政治家になりました。就職で厳しい差別を受ける以上、食べていくにはそうするしかなかったのです。

今ではすっかり日本に適応し、おそらく日系人の皆さんから見ても、在日のコリアンがどこにいるのか分からないくらいになっていませんか。70年かかっているのです。でも祖国への思いを失くしたわけではありません。ちゃんと韓国・朝鮮人としてのアイデンティティーを維持したままで、日本社会に適応しました。母国である韓国や北朝鮮と日本との軋轢は残ったままでも、日本でちゃんと生きている。

彼らは団結しました。朝鮮総連や在日本大韓民国民団といった組織を作ってみんなで支え合ったのです。

どこかで聞いた話ではありませんか。

そうです。まさに皆さんの祖先であるおじいさんおばあさん方が、ブラジルでしていた活動です。ブラジル各地に文協（文化協会）と呼ばれる日本人会が組織され、それぞれの文協が上部団体である文協に属していました。そうやって助け合って商売をし、力を与え合ったのです。コチアも南米銀行もそうです。これは、互いに信用できる関係でなければ成立しません。

僕は、それを日本でやりたいのです。そうしなければ日系人は、日本にちゃんと適応するまでに70年以上かかってしまう。あなたの代では適応できず、子や孫の代になってしまう。その間ずっと苦しまなければならない。

今、みなさんが抱えている問題の内の多くは、きっと適応に根本原因があるのだと思いませんか。ちゃんと適応し、ちゃんと協力し合うことさえできれば、全ての事がうまく回るはずだと思いませんか。僕はそう思います。

そこで、日本に日系人のちゃんとしたコミュニティ・互助会（文化協会）を作りたい。今すでに商売をしているブラジル人では、そんなことは出来ない。ごまかしてでも勝ち上がろうとしているような人たちばかり。日本では、一つでも嘘をついたらおしまいなのに。ずるをしたら、おしまいなのに。だから、若いあなたにこの話をしているのです。

なぜ僕なのか

僕は経済学部を卒業し、企業で総務経理をやって来ました。今では、ブラジル弁当経営14年。行政書士としてもブラジル人のビザや帰化の仕事をしています。家系図や自分史のセミナーもしています。そして妻がブラジル人で、この14年間ずっと日系人の相談にのってきました。そして何より、このことに気づいている。

今僕がやらなければ、日本の日系人の未来は、決して開けることがないんじゃないか、そう思ってこのトランス・ナショナル・プロジェクトを始めることを決心しました。気づいてしまった僕にとっての、ミッションなのだと思っています。

あなたに、今の状態から抜け出し、突き抜けて欲しい。
そして、願わくば近い将来僕と一緒にパートナーシップを取れるような関係になってくれたら、嬉しいなと思います。

このトランス・ナショナル・プロジェクトで僕と一緒に、人生を変えていきませんか？

トランス・ナショナル・プロジェクトに入るとこんなメリットがあります

1.日系人が日本でのし上がることに特化した、実践的なノウハウが手に入ります

僕の知るかぎり、お勉強のための塾はあっても、日系人が日本社会でのし上がることに特化して日本や日本の近代史、ブラジルの近代史、日系移民史、トランス・ナショナルな移民や適応について、また目標達成の方法、マーケティングの方法、コピーライティングなどの戦略を実践的に学べてトレーニングできる環境は今まで見たことがありません。

どういう方向性で戦略を打つか悩んでいるときに、頼れる仲間やパートナーがいる環境が作れることで、一人で長い時間考えて迷って作っているときより、はるかに精度の高い事業構築や会社員としてのスキルアップが短時間で安心してできるようになると思います。また、成果が出るかどうか分からないから、お客さんや上司にに自信を持ってオファーを出せないといった悩みが一切なくなります。

2.志の高いプロフェッショナルな仲間と出会えます

トランス・ナショナル・プロジェクトには、あなたと同様に、日本社会でのし上がりたいと望み、夢を持った日系人が集まります。ここまで高い志を持った日系人の集団は他にないと思います。そんな、価値観が合う、意識の高い、日本社会の現場で戦う仲間がいます。

きっとあなたも、誰にも頼れず一人で考えているときより、同じ志を持ったチームで高め合いながら活動をしているほうがはるかに充実していて楽しいと実感してもらえると思います。

3.ビジネスのスキルだけでなく、人間的に尊敬できる心の師が見つかります

想像してみてください、、、あなたが理想としているクリエイティブな人生を一緒に歩んでいく人がいれば、、、どうですか？ ワクワクしませんか？ トランス・ナショナル・プロジェクトに参加される皆様方は、この仲間の中にその理想のモデルを見出されることになるはずです。

僕はブラジル弁当勉敏堂として14年間試行錯誤を繰り返して、今ではビジネス戦略コーチになり、日系人のコーチ役として先を走っています。
「日本社会で活躍する日系人を育てる」という信念を持った、ビジネス戦略のコーチとして、僕もあなたの理想のモデルの一人になるはずです。
目標とする人から直に学ぶことで、理想とするクリエイティブな人生のイメージが現実感を持ち、そこに辿り着くヒントが見つかるはずです。
また、ゆくゆくはビジネスパートナーとして僕と一緒に仕事をする事もあるかと思います。
まずは、このセミナーで僕に会ってその人となりを見て頂ければと思います。

さらにそれだけじゃありません。

4.セミナー受講後も無料でフォローし合えるコミュニティに参加できます

トランス・ナショナル・プロジェクトを受講した人同士でフォローし合える無料のコミュニティーを用意していきます。チームとして一緒に仕事をするのはもちろん、マーケティングやビジネス戦略の最新の動向を共有しあったり、プロジェクト仲間それぞれの成功事例を情報交換をしたりといった、、、共通言語を持ったプロフェッショナルな仲間と過ごす時間はあなたにとってどれぐらいの価値がありますか？

今回はそんなトランス・ナショナル・プロジェクトのアウトラインを
1dayセミナーという形で公開しようと思います

1dayセミナーの具体的な内容は、、、

①  トランス・ナショナル・プロジェクトとは

トランスナショナルな移住を続けている人の特徴は、目標を持たない生活を送り、楽な方へと流されること。でも、それは決して、あなたのせいではない。そこからのし上がる、たった１つの方法を公開します。

②  近代史を学び、祖先を知り、自分探しを通じて、日本と日本人を理解し、自分を理解してもらう

日本人には分からない、親にも分かってもらえない、どうにもならない、そんなあなたの悩みを解消します。
誰にも分かってもらえないと感じるのは、目の前の現実の意味を知らないこと、自分自身の望み・強み・弱みが何かを理解していないことが大きな要因、、、その根本的な要因を解消します

③  目標を達成する方法。

ほとんどの日系人は努力をしても成果が出せない、何を努力したら良いのか分からない、やる気を出せない、、、
人の倍、働くことで収入を上げようとして、いつか息切れします。いつまでも単純作業労働では嫌になります。５０才を過ぎて3交代では体が持ちません。努力を成果に結びつける仕組みの構築方法をお伝えします。

④  自分の強みを活かしたビジネス構築の方法。ＤＲＭとコピーライティング

多くの日系人が行き当たりばったりで起業して、どこかへ消えていきます。でもそれは日本人も同じこと。　　　　　　　        　どうやったらのしあがることができるのだろう・・・そんな悩みは解消されます。
②と③を基礎として身に着けたあなたは、ＤＲＭとコピーライティングで、、、その秘密を公開します

☆たった１日で成果を出せるようになるのか？

もちろん、今回の1dayセミナーを聞くだけでも成果を出せると思います。あなたはすでに上昇志向を持って日々生活されていると思います。そんなあなたがトランス・ナショナル・プロジェクトのアウトラインを聞けば、独自に勉強をして、実行に移すことも可能だと思うからです。
ですが、確実にそしてショートカットをして成果を得ることが可能な方法があります。それは、日系人が日本で成功する方法を学んでいただくトランス・ナショナル・プロジェクトにご参加いただくことです。
ですからあなたには、1dayセミナーに参加していただき、ご自身だけで夢の実現を追求されるのか、それとも、仲間たちと同じように、トランス・ナショナル・プロジェクトに参加して、確実にそしてショートカットをして成果を手に入れるのかを選んでいただければと思います。
そのため、1dayセミナーの中で、トランス・ナショナル・プロジェクトの説明も合わせて致します。